商業的な淘汰による選別

質的な淘汰

海外ドラマに演技派が多い、という印象を受ける第二の理由として、そもそも日本に入ってくる時点で、ある程度の質に達しているのではないか、ということが考えられます。
国境を越えて、それも大々的に宣伝ができたり、民放や有料チャンネルで放送したりできるということは、それだけその作品に、商業的な成功を見込むことができる、ということに他なりません。

この場合、輸入してきた娯楽的な商品の利潤の期待値が高いということは、すなわち、面白くて人目を惹く、あるいは、既に実地で成功している作品ということです。
海外において評価を受けている作品は、むろん、あらゆる点において娯楽的な作品として優れていることでしょう。
国内に流通している作品とは、質的にも量的にも淘汰されているのです。

具体例

たとえば、ナショナルジオグラフィック、BBC、自然科学系の番組など、有料チャンネルで流れている、その手の番組は、NHKや民放の科学番組の比ではないほど、映像が美しく、センスも高いものです。
「地球ドラマチック」というNHKの番組も、内容は海外制作の番組や映像作品を使って紹介しています。

ドラマで言えば、「グリー」という高校のグリークラブの部員たちの様子を描いた、アメリカ制作の大人気テレビドラマがありましたが、これも、既に本国アメリカで高い評価を受けて、日本に入って来たものです。
映画では、ハリウッドの新作が毎年毎年テレビコマーシャルで紹介されています。
ハリウッドというだけで、巨額の資金を投じて宣伝が為されています。


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